HANAMARU
校舎の方に歩いて行くと何かと俺につっかかってくる教師、長坂が立っていた。




はぁ…またか…
いつもの「ひがみ」だな。
まったく…。




「おい、白藤、お前その頭の何だ?」



ほら…ちょっとオシャレして来ただけでコレだ。






他の生徒だってピアスしてきたり髪染めたりしてんじゃねぇか。
なんでいつも俺だけ…




「先生、これは帽子っすよ。」



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