夜光虫〜お隣様ホストの奴隷〜
仕事だし仕方ないって分かってるんだけどね。



そう簡単には『分かったよ』なんて諦められない。






「今度、どっか連れて行ってやるから。それで勘弁しろ」


「えっ?どっかって?」





あたしは現金な性格で嬉しくなってしまう。



もう頭の中は誕生日のお祝いが出来ないって事じゃなくて、光夜とどっか行けるって喜びしかなかった。






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