夜光虫〜お隣様ホストの奴隷〜
多分、光夜の一番のお気に入りで大切なものだと思う。



それにナンバー1になった時に買ったって事は思い入れもあるだろうに。





「いらないなら別にいい」


「い、いる!!」






あたしはそう言って、外したばかりのネックレスを握ってる光夜の手を掴んだ。



光夜はまた鼻でフンって笑った。



最近、ため息より鼻で笑う方が多くなってきた気がするな。






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