夜光虫〜お隣様ホストの奴隷〜
あたしは光夜の膝の上に頭を乗せて寝転がってた。





「初めて光夜に出会った時ね、かっこよくてすごい見惚れてしまったんだよ」


「ふーん」


「それでね、キラキラ輝いて見えてね、夜光虫みたいにキラキラしてた」


「夜光虫?」


「うん。見た事はないけど、光夜の周りには夜光虫がいるんじゃないかなって思うくらいキラキラしてたの」


「結局、お前は俺の見た目に惚れたんだな」






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