華と月
二人は、部屋を出て
旅館の外に行くと…

先ほど、葵が「良い匂い」と感じたのが
すぐ近くにあった。

一台の車があり、そこには人が群がっていた。

もう少し近づくと
一台の車からは、もくもくと白い煙があがり
中の人は、外にいる人にそれを売っていた。

そして、外にいる人たちは各々自由にそれを口にし、「美味しいね」って言い笑いあっていた。



葵たちもその列に並んで、順番を待つ。

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