華と月
そして、一口食べると
葵は「美味しい」と言ってにっこり笑った。

満足したように、ハヤトも食べ始める。

二人で食べると、あっという間に、荷葉飯はなくなった。

食べ終わった二人は、立ち上がり蓮の池へ向かう。

ハヤトは、自然と葵に手を差し伸べていた。

葵は、戸惑いながらもハヤトの手を取る。

 
そして、二人は手を繋ぎ蓮の池へと歩き出す。
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