華と月
葵は、走って部屋へ向かう。

部屋に入ったら、真っ暗で電気を付けた。

そして、ベッドに座ると
ガラッと入り口の扉が開いた。

葵は、入り口を見ると
ハヤトが立っていた。

ハヤトは、扉を乱暴に閉め葵が座っているベッドに近づく。

そして、後ろに座り葵を抱きしめた。

「は、ハヤトさん?」

葵の胸は、高まるものの
後ろですーすーと寝息が聞こえる。

腕を離そうにも、ぎゅっと抱きしめられていて動けない。

…もうっ、どうして男の人って力が強いの?
葵は腕を退かそうとすると、ますます抱きしめられ
そしてそのまま、倒れる形のままベッドに横になた。

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