華と月

港にて

ライフと別れ
ハヤトと葵は先についていた。

さすがに海が近いのか、潮の匂いが広がっている。

港には、市場があり
新鮮な魚が並び売られていた。

葵は、「わぁー」と喜びはしゃいでいた。

ハヤトは、トイレに行っていた。

と、そこへ「アオイ～」と言いながら現れたのは柊。

「柊さん!どうしてここに?」

「どうしてって、アオイこそ…」

「私は、砂の国へ用事があって…」
「ふうん、奇遇だな
俺も砂の国に用がある
て事で、俺もアオイと一緒に行くよ」
「えっ…!?」

「アオイに、逢えて良かったよ」と柊が抱きしめようとしたら
「アオイ!」と後ろから、ハヤトの声がした。

柊もハヤトの声に気付くと
「アオイ?あれって…」
「彼氏じゃありません、一緒に旅をしてる人です
それに、後女性が4人います」
「いや、そうじゃなくて…」
「?」
柊と葵が話をしてると、ハヤトが近くにきた。

「アオイ!紹介してくれないか?」
と、ハヤトが言う。

「え…あ、はいこちら柊さんと言って昨日…」

「知り合ったんだよ～♪」と、葵を抱きしめた。