華と月
ちょうどその頃、買い物が済んだアゲハたちが合流した。

「お待たせ~♪と、ありゃ?あなたは、確か…」
「柊です♪アゲハさん
成り行きで一緒に旅する事になりました」とウィンクしながら自己紹介した。

「おい、俺はまだ…」
「あら~いいじゃない
旅が楽しくなるわ」

ハヤトの抗議の声もむなしく、アゲハの声にかき消されたのだった。

リリスが抜け、新たに柊が加わった一行は
船に乗り、砂の国クオンへと目指す。
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