華と月
暫く、二人海を眺めた後…
「そろそろ戻ろう、風が冷たくなってきたな」と柊の言葉に、葵は頷いた。

柊は葵の部屋まで、送り届けると

葵の首の後ろに手を回し
「またな」と言って去って行った。

葵は、部屋に入ると
アゲハからの置き手紙があり
「私たちは、食堂にいますお腹空いたら来てね」
のメッセージを読んだ。

だが、葵は自分のベッドで横になった。

そして、ゆっくり目を閉じる。
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