華と月
「紹介します、こちらは月の国の皇子ハーツさまに、訳あって一緒に同行してるアオイさん、アゲハさん、レイラさん、ヒメカさん、セレンさんです」

「皆さん、こちらは私の姉で次期女王のヴィヴィアンとユーリです」

それぞれの紹介が終わると、それぞれが挨拶を交わした。

「さぁ、皆さんお疲れでしょう」
とヴィヴィアンは微笑むと侍女に、「客室を整えて」と指示を出す。

その言葉に侍女たちは、頭を下げ早足で去って行く。

「では客室へ案内しますわ」と、ヴィヴィアンは言う。

「では、皆さん私は用事があるので客室でゆるりとお過ごしください」
と、柊は頭を下げ去って行く。
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