華と月
門番が柊の姿に気付き、門を開ける。

そして、柊は客室へと向かった。

客室に入ると、柊は葵をそっとベッドに降ろす。

そして、葵の横に座った。
葵の髪を撫でながら、葵を自分のほうに向かせると「アオイ、話を聞いてくれないか?」

柊の真剣な瞳に、葵はようやく気持ちを落ち着かせた。
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