華と月
キィィとドアの音がすると、二人は話しを止め身構えた。

「!」
「誰?」

「あの…」

幼い少女が、不安気のある顔して衣装部屋から出てきた。

身構えた二人は、その少女の姿に意表をつかれた。
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