華と月
ふぅ…はぁっ…と呼吸を整えてる葵に
「ごめん…やり過ぎた」と謝りながら頭を撫でた。


「こっち向いて?」と、甘い声で、柊はおねだりする。

「もぉ…ずるい」
そう言いながら、葵は柊のほうを向くと
柊は切なそうに笑っていた。

ドキッ

どうしてそんな顔するの…?

そんな顔しないで…



葵は、そのまま柊に寄りかかる。



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