華と月
まぁ、いいわ
「終わりましたら、湯船に浸かってお待ちください」

そう言って、侍女は浴室から出た。

はぁ~疲れた…。

侍女が向かった先は、化粧台。

えーと、バスローブと夜着とローションと…

はぁ~難問だらけね
特に、この夜着じゃ
私1人じゃ無理。

化粧室に待機していた、他の侍女を呼ぶ。

「ルミ、ルネ」
「はぁ~い」

侍女に呼ばれ返事をしながら来た侍女は、双子の侍女。

私たち3人で頑張りましょ。

ルミ、ルネに侍女は説明する。
二人は、侍女の説明を聞くと楽しそうに笑って頷いている。

「じゃあ、呼んでくるからルミ、ルネついてきて」と侍女は、タオルを持って浴室へと戻っていた。
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