華と月
衣装部屋から出てきた葵を二人は、話しかけた。

金髪の女性が、微笑み葵に話しかける。

「貴女、誰?そんなところで突っ立ってないでこっちへ来たらどう?」

金髪の女性が、葵に手招きする。

「あっはい…」

葵は戸惑いながらも、足は二人の女性の元へ行く。

「あの、失礼しました母のお客様でしょうか?」
「ふふふ、私の母は居ませんよ
私がここの亭主ですもの」
「はい?あのここは砂来家では…?」
「いいえ、ここはButterfly's residence
蝶の屋敷よ」

< 24 / 257 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop