華と月
ダイニングルームに入ると、暖かい。

下には、ふわふわのカーペットが敷いてあり
部屋の真ん中には、広いテーブルと椅子。

奥には暖炉があり、暖炉の前にはまたふわふわのロングソファーが置いてあった。

葵には、この光景が違う場所とも思えず戸惑いを隠せないでいた。

「とりあえず座って、待ってて」

アゲハが指を指した場所、ロングソファーに葵は移動し座る。

「お茶でも入れてくるわね」
「あっすみません気が付かなくて、私が行きます」
「あら、じゃぁ私アッサムあなたは?」

アゲハが葵に聞く。

「私も同じので…」
「アッサムティー2つ、よろしくね」

アゲハはレイラに向かって、ピースした。

「はいはい」

注文を受けたレイラは、ダイニングルームを出た。
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