華と月
アゲハは、葵を慰めようとしゃがむ。

コンコン

外からノックが聞こえた。

アゲハはしゃがみながら、ドアが開くのを見る。

ドアが開くと、紅茶のいい香りが漂う。

「紅茶お持ちしましたよ~あれ?
どうしたんですか?」

レイラが手に持っていた紅茶を、テーブルの上に置くとしゃがみ込んでいる、二人に近づく。
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