華と月
「あの、ここは何処ですか?
私、帰りたいです!!」

葵の真剣な眼差しに、アゲハは悲しみを帯びた顔をした。

「…帰る方法は、私にも解らないわ
ただ、力になってくれそうな友人なら知っているわ
私に言える事は、それだけよ」
「そうですか…」
「まぁ、とりあえず私の仲間に合ってくれない?」
「はい」
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