華と月
「…あの娘なんなんですか?」
「セレンは気に入らない?」
「…はい」

二人はキッチンに立ち、葵の話をする。

「まぁそう言わずにね?
何かあったら相談してね」

レイラは、微笑みながらセレンの頭をなでる。

レイラは慣れた手つきで、紅茶とココアを作った。
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