華と月
「さて、本題に入りましょうか」

アゲハが微笑んだ。

「アオイをここに受け入れようと思うの」

レイラは、やっぱりねと言う顔をし
ヒメカは、ポカンとし
セレンは、うつむいていた。

「賛成の人?」

レイラとヒメカは、小さく手を挙げた。

「反対の人?」

セレンが手を挙げた。

それを見てアゲハは
「セレン、反対の意見は?」
と聞いた。

「反対です!だって…だって私は嫌です!いきなりそんな人…」

「わかったわ、それがセレンの言い分ね
でもね、セレン
アオイにはどこも行く所もないのよ
セレンならどうする?
訳解らない所に突然来たら…」

「それは…」

「何も意地悪で、言って
…」

そこへヒメカが割って、話に参加した。
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