華と月
「じゃ、どうしましょう?これから」

「ん~それなんだよね
アゲハならなんか知ってるかもって、この街に来てアゲハんトコ行こうと思ったんだ」 

葵が困ったように言った。
「ごめんなさい…」

葵の困った表情を見て、ハヤトは笑顔のまま、
「いいんだよ!あっ!」
何か思い出したように声が少し高くなった。

「そうだっ!星君のトコへ行こう
迷った時は、星君トコが一番さ」

「セイクン?」

「占う奴の事さ、大丈夫♪
凄く当たるから、人気なんだ」

ハヤトは、ニッコリと笑った。
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