華と月
葵Said

「さぁ、行く先が決まったら早速行こう!
善は急げ、だ。」

二人は、席を立ち店を出ようとする。

ショートヘアの女性が近寄ってきて

「もう帰るの?」

「あぁ、またくるお会計いい?」

「あぁ、お代はいらないよ
何も食べなかったじゃない」

「今度は、お土産買って行ってね」

そう言われ、店を後にする。


後ろから、女性の
「ありがとうございましたー」

元気な声が聞こえた。
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