華と月
それに、ハヤトと旅をしていれば
目的も果たせ、アルカイドが言った
「帰れる」と言う言葉が、葵を前向きにさせた。

二人がワールドマップを見ていると、部屋をノックする音が聞こえた。

「アオイー?入るわよ」

ドアから、顔を覗かせたのはレイラ。

「ご飯出来たから…ってあら?」

レイラは、部屋の中に入ると、ハヤトの姿を見つけた。

「よぉ、レイラ」

ノックの音に気付き、ハヤトは振り返る。

「まぁ、いらしてたんですか?
ちょうど良かった
ご飯食べてくださいね
アオイも、ダイニングに来てね」

そう言ってレイラは、部屋から出て行った。

「じゃあ、行きますか」

ハヤトの言葉に、アオイは頷く。

二人は立ち上がり
レイラの後に続いて、二人も部屋を後にする。
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