華と月
ダイニングルームに行くと、ハヤトは起きていた。

そして葵に
「おはよう!」とにっこり笑った。

「おはようございます」
と、葵もハヤトに軽い会釈をした。

そして次々と、アゲハ、レイラ、ヒメカ、セレンがやって来る。

「おっはよ~♪」

真っ先にアゲハが、ダイニングルームへと入り

一気に賑やかになった。

「あら、早いのね
人数も揃った事だし
早速行きましょうか!」

そう、アゲハが言うと
ハヤトと葵は、ぽかーんとする。

すると、先にハヤトが口 を開き
「ちょっと待てよ!゛行きましょう!゛って…
着いてくんの?」

すると、アゲハはにんまり笑い

「そうよ!貴方と一緒なんてアオイの身が危ないわ!
もう決めたの、文句ないわね?」
と言った。

すると、レイラはハヤトの方に近寄り、肩に手を起き
「諦めてください」と耳元で呟いた。

ハヤトは、ガックリと肩を落とした。

葵は、1人あたふたしたまま
こうして奇妙な旅の一行が出来た。





       続く。
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