小さな私の小さな恋

中学1年生の私


「おい大輔!そんなとこで突っ立ってないでお前も謝れよな!」

そういわれると私の目の前まで歩いて来て
私の顔を覗き込んだ




「!!////(ち、近い!)」


「おおお前、いくら紗智だからっていきなりっ!」

晃が慌てていると


「ボールが当たって背が縮んだかと思った、俺生徒会があるから先行くわ」


彼は見た目以上の
クールさで
謝りもしないまま
ドアの前まで移動した


彼の言動に
唖然とする3人に
彼は一言、


「てか、そっちの注意不足もあるんじゃねーの??…次からは気を付けろよ」


そう言って
保健室を後にした

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