風を味方に
私は手術を受けることにした。

手術はあさってと言われた。

私は不安で不安でたまらなかった。


その時、お母さんと話していたことを思い出した。

それは名前の話をしたときの話だった。

「ねぇ。お母さん。何で私美希って名前なの？」

私は小さい時に友達とそういう話になったけど答えられなくて家に帰ってくるとすぐにお母さんに聞いた。

「美希。っていう感じは、美しい希望とかくの。美希にはちょっと早いかな～？」

「うつくしいきぼう？」

「うん。美希はキラキラしたきれいな未来が待ってるってことかな～？」

「そっか！わかった！」


私はそんなことを思い出していた。
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