君が好きって言えたなら



たった一瞬の沈黙が

わたしには嬉しくて。



でも、



「 うん 」


そう言った君の声が、あまりにも普通で.


友達が笑ってて


胸がズキズキと痛んで、


泣きたくて。




「 ひっど― 」


つくり笑いで必死に

堪えた。



苦しいよ.


本当は泣きたいよ.



< 12 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop