爽やか王子と内気少女…その後は?



会話を思い出して身震いした。




「なあ、永井~」


しつこく永井君に詰め寄る男子に、永井君がごまかして笑っている。




「裕介…言えば良いのに……

いつも俺と一緒にイチャイチャしてたって………俺は別に関係ばれても良いよ?」


隣から入り込んだその声は田中君のものだった…



意味深な言い方に皆悲鳴を上げた。





「おっ!お前らそういう関係!?」



「永井君、誰とも付き合わないと思ったら………
まさかゲイだったなんて……女のウチラに勝ち目無いじゃん!!」



「なななな永井!!俺、お前がそっち路線なら………俺、お前の為ならゲイになるよ!」




ちょっと危ない話に発展してるようだ………






 
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