誰よりも愛してくれなきゃ××



なんで追いかけなかったと聴かれても、動けなかったとしか言い様がねぇ



「や、つーか俺、その前にアイツに拒否られてたんで。」



好きな女に、だぞ?


嫌われてんのに追いかけられるわけねぇーじゃん



心愛からしたら迷惑だろ、普通に。









宮田センパイは盛大なため息をつくと


サイドの邪魔そうな髪を耳にかけ、目の前にある自分の飲み物に手を伸ばしながら




「だから何?拒否されたから追いかけられなかったって言いたいの?


それこそ出来心でキスしたって認めてるようなもんじゃない」




呆れたように、俺に告げた



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