誰よりも愛してくれなきゃ××
当たり前なんかじゃねぇ…っ!!された側の心はどうなんだよ?!
ズタズタに、ボロボロに
─…砕け散る
思ってるよりずっと強い
だけど、気付きにくいとこほど脆く、壊れやすい─…
─…それが人であり、心なんだ
身体中を廻り廻った血液が、頭を突き破る。
音遊びでも楽しんでいるかのようなその声が、
(んな簡単に、自分の子ども天秤にかけることが許されてたまっかよ…っ!!)
俺を、噴火寸前まで駆り立てる。
言葉だけでは伝えらんねぇ感情に、もどかしさや歯痒さの嵐が豪雨を促し、落雷でも落としそうだった俺を
「も…いいよ…」
─…止めたのは、心愛のか細い声だった。