誰よりも愛してくれなきゃ××
「へっ?!」
暗闇の中でもなお、必死で愛を求め、放ち続ける光。
俺は散々心愛を傷付け、苦しめ…
そして、泣かせてきた。
時折覗かせる、SOSにも気付くことさえできずに。
数えきれない程多くのことを、見落としてきた。
何億光年ものこの距離が、遠くに感じさせる。
時には雲に隠れたり、見えないこともあるかもしんねぇ。
─…けど、それでも。
「俺が1番に愛してやるよ」
オマエだけを、抱き締める。
例え何千何億の星が瞬こうとも。
オマエしか、見えねぇから。