愛no歌
電車に揺られ着いた場所は
とても綺麗だった。

私たちは、予約しておいた旅館に荷物をおき、
観光することにした。
「あーゆーッ!」
「ん??」
「ねぇ、観光どうする?」
「どうするって??」
これは…つまり…
一緒か、カップル同士分かれるか…?
「だから、カップル同士分かれるか?って」
うわぁ…図星だッ。
「う…うーん……」
悠葵と二人きりかぁー
まあ、普通だけど、やっぱ緊張…
てゆーか…
「涼那…彼氏は?」
私はすっかり忘れていた。
今、涼那の彼氏がいないことを。
「あ、彼氏なら、もうすぐ着くと思うよ。」
「そっか。」
話によると、
彼氏はこっちの人らしく、
今からくるそうだ。


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