先生あのね・・・


急いでマユに追いつき

それに気がついたマユは

「萌、遅いよ〜。
これからみんなで写真を撮るんだから」


と言った。







その時


私の世界の音は消えた。





“ドサッ”





私は一点を見つめたまま、
手に持っていた荷物を落とした。
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