【短編集】キミをみてる。~瞳で伝える恋心~


コンコン


「はぁい!!」


「おはよう、若菜。」

扉をあけたのはおにいちゃん。





「おはよ!!」



「なんか、ずいぶん雰囲気ちがくなったな。」


「へへッそうかなぁ。」



昔から、お兄ちゃんに褒められるのが一番うれしいあたし。




ブラコン?





「可愛いよ。」




にっこり微笑まれると、

顔が熱くなっちゃって


心臓が飛び出しそうになる。







< 107 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop