【短編集】キミをみてる。~瞳で伝える恋心~



「好きだよ。」






さっきみたいに、優しく囁いてくれる。





やっぱり夢だ。








そっと目をあける。






と同時に離れた唇。







そのやけに正確なリアル感に少し
疑問を抱いた。








「わか、な・・・・・・。」






お兄ちゃんの絶望に満ちた顔が見えた。






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