【短編集】キミをみてる。~瞳で伝える恋心~
*
3時間目はじまりのチャイムがなった。
その約5分前から
わたしは、自分の席に座ってグラウンドを見ていた。
彼の姿は見えない。
それもそのはず。
この学校はとにかく木が多くて
校舎からグラウンドがあまり見えない。
でも、木々の枝の隙間から
少しだけ見えるんだ。
彼の姿が。
3時間目はじまりのチャイムがなった。
その約5分前から
わたしは、自分の席に座ってグラウンドを見ていた。
彼の姿は見えない。
それもそのはず。
この学校はとにかく木が多くて
校舎からグラウンドがあまり見えない。
でも、木々の枝の隙間から
少しだけ見えるんだ。
彼の姿が。