【短編集】キミをみてる｡～瞳で伝える恋心～
彼を見つけたのは、３ヶ月ほど前にさかのぼる。
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中学に進学して
１ヶ月ほどたったころ。
それなりに友達もできて、楽しいスクールライフをおくっていた。
そこではじめての席替え。
くじ引きで決めて
わたしはこの、窓際の後ろから２番目になったんだ。
はじめのころは、外なんて気にもしてなかった。
外なんて、せいぜい窓をあけるときくらいにちらっと見てしまうもの。
