【短編集】キミをみてる。~瞳で伝える恋心~




「今まで黙ってて、


ホントにごめんなさい。





ずっとずっと、嘘ついててごめんなさい。」






彼氏は、

とても切なくて

複雑な顔をしていた。











「もう、いいよ・・・・。」


「え?」




「いいよ、さくら。

おまえがどれだけそいつのこと好きか、よくわかったから。


そいつのとこ、行け。




今まで、ありがとな。」





ポンっと頭をなでる。








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