マリア教会
あの後、お御堂で出会った女神は元帥だと分かった。
元帥と馴れ馴れしくするなんてあまりよくない事だが、小夜は気にせず元帥の傍にいた。
元帥は私を救ってくれる女神。私にとって元帥は必要な人だから、離れる事なんて出来ない。
だが周りにはなるべく気付かれないようにしている。もしクラスメート達に知られたら何を言われるか分からない。例え何をされても、元帥の優しさが癒してくれるけど…。
学校が終わり小夜は急いでお御堂に向かう。鍵は元帥が開けてくれるが、最近は忙しいのかお御堂には来てない。
「今日はいるかな…」
不安と期待で胸を踊らせながら扉に手をかけると、鍵が開いていた。
「元帥!」
元帥はマリア像に祈りを捧げていて、小夜に気付くと笑顔の華を咲かせた。
「小夜、来てくれたの?」
「毎日来てましたよ」
そして二人は長椅子に並んで座った。
元帥と馴れ馴れしくするなんてあまりよくない事だが、小夜は気にせず元帥の傍にいた。
元帥は私を救ってくれる女神。私にとって元帥は必要な人だから、離れる事なんて出来ない。
だが周りにはなるべく気付かれないようにしている。もしクラスメート達に知られたら何を言われるか分からない。例え何をされても、元帥の優しさが癒してくれるけど…。
学校が終わり小夜は急いでお御堂に向かう。鍵は元帥が開けてくれるが、最近は忙しいのかお御堂には来てない。
「今日はいるかな…」
不安と期待で胸を踊らせながら扉に手をかけると、鍵が開いていた。
「元帥!」
元帥はマリア像に祈りを捧げていて、小夜に気付くと笑顔の華を咲かせた。
「小夜、来てくれたの?」
「毎日来てましたよ」
そして二人は長椅子に並んで座った。