マリア教会
こんな風にアイリと話す時が来るとは思ってなかったが、過去の悪夢が消えた気がした。
アイリは顔を伏せ、
「小夜、ごめんなさい。それと…ありがとう」
顔を上げてお礼を言ったアイリは、可愛いと思った。
今まで多くの人にお礼を言われて来たが、今回はすごく嬉しかった。
守護隊に入隊して良かった。
アイリを助けられて良かった。
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