脱ギャル!







お兄ちゃんですと…!?



「はは、晴輝クン!」

「はい?」


晴輝クンをとっさに呼び止めた。

ちらっと隣にいる女の子を見て、また視線を晴輝クンに移す。


「つかぬことをお聞きしますがー……この子、晴輝クンの彼女さんですか?」

「は??」


晴輝クンは気の抜けた返事をした。

目が点……っていうのかな。


「なわけないじゃん、妹だよ」

「どうも、草津美佐でぇす♪」



い…も…う…と……




< 16 / 32 >

この作品をシェア

pagetop