→君にゾッコン中←
「何なのぉ・・・・。」
ヘナヘナと床に座り込んだ。
唇を拭う。
少しドキドキしちゃったなんて・・・・、
絶対言えない。
東条君は何者よ・・・・!
「センセ、疲れたー」
教室の1番後ろに立つ私に教室で1番後ろに席の東条君が話しかける。
グダグダの東条君。
毎日毎日こんな感じか。
「今日から家庭訪問をします。」
で、私も付き添い。
その日の夜。
「センセ、こないで。」
うちに東条君が来ていた。
「ふむ?」
東条君が作ってくれたパスタを頬張る。
東条君はため息をつく。