→君にゾッコン中←



ぼすんっとベッドにおろされる。




「千嘉寝てて」




ばふって布団を被せられた。




「・・・と・・・・東条くん・・・」




私が起き上がろうとしたら、東条くんがニコリと笑う。




「寝てないとキスするよ?」




「・・・な・・・!」




落ち着け自分!!




こんなことに騙されるな!




「そんなわけないで・・・」




途中に言葉が途切れた。




東条くんが本当にキスしてきたから。




「ちょ・・・っ・・・」




「・・・」




苦しい・・・・。




頭が痛くなる・・・・・。




「・・・む・・・り・・・苦・・・しっ・・・」




すると東条くんの唇が離れた。



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