→君にゾッコン中←



・・・気持ちいいかも・・・・。




うっすら目を開ける。




「千嘉、起こした?」




東条くんの顔が目の前にある。




ぇぇ!!!??




「お粥作ったから、」




そう言うと布団をはいで、私をお姫様抱っこした。




「東条くん・・・!!???降ろして・・・!」




自分で歩けるから!!!




「暴れない」




リビングについて私を降ろす。




お粥・・・・。




何も食べたくないな・・・・・。




「千嘉、あーん」




東条くんがお粥の入ったれんげを私の口元に持ってくる。




「・・・自分で食べられるから・・・」




「ダメ、」




いくら言っても聞かない東条くんに諦めた。



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