→君にゾッコン中←



東条くんは驚いた顔をして動きをとめた。




「・・・ひく・・・・ぅぅ・・・・」




「千嘉?ごめん、泣き止んで?」




東条くんが優しく涙を拭う。




「まだ完璧に治ってないもんね・・・ごめん、無理矢理・・・」




東条くんが私に服を着させる。




私は泣き止む頃にまた寝てしまった。




東条くんって優しいのかよくわからない・・・・。




そんなことを考えて眠りについた。




・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・





「・・・から・・・は・・・」




ん・・・・?




東条くんの声で目が覚めた。




電話中かな・・・・・。



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