→君にゾッコン中←
「聞くことなんて何もないじゃない!!!私で遊んでたんでしょ!!最低・・・・最低だよ・・・!!」
泣きじゃくりながら東条くんを玄関まで追いやる。
東条くんに腕を掴まれた。
「千嘉・・・落ち着けよ・・・」
「やだ!離してよ・・・・!!!嫌い!!!・・・東条くんなんか大嫌い!!!はやく出てってよ!!!!」
すると東条くんは大人しくなった。
東条くんは荷物を持ってでていった。
「・・・はぁはぁ・・・」
肩で息をする私。
最低・・・・。
遊んでたなんて・・・・・。
ズキズキする胸。
私はその場に座り込んで泣いた。
頭の中には、大嫌いって言ったときの東条くんの悲しそうな顔がずっと浮かんでる。