→君にゾッコン中←




・・・・
・・・
・・





朝から疲れた。




私はため息をして東条くんのいる教室に入る。




「・・・・」




入ると視線を感じる。




東条くん・・・・。




ちらっと目をやると、退屈そうに私を見ていた。




「東条くん・・・前見なさい」




今は数学の時間で私は教室の後ろにいるわけで・・・・。




東条くんは後ろを向いていて授業を聞いていない。




「んー。」




東条くんはそう言うと前を向いて寝出した。




ちょ・・・・違うでしょ。




私はため息をついて、東条くんの机の横にしゃがむ。




「・・・東条くん・・・授業を聞きなさい?」




すると東条くんは私にだけ聞こえる声で言う。



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