→君にゾッコン中←



「デートしてくれるなら聞く」




は?




・・・・東条くん・・・・条件がおかしいでしょ。




私が黙っていたら東条くんは不機嫌そうにまた寝る。




「と、東条くん・・・するから・・・授業聞いて?」




そう東条くんだけに聞こえる声で言うと東条くんは飛び起きた。




「約束だからな」




そう言って東条くんは本当に寝なかった。




授業中真面目にしている東条くん。




これはこれで眠いや・・・・。




てか東条くんは・・・・。




先が思いやられる。




授業が終わる鐘がなると、東条くんは私を人のいない特別室に呼び出した。




・・・・こうゆうことは・・・・ばれる原因になるからやめてほしい・・・・。




私はびくびくしながら教室に入った。




すると不機嫌な顔の東条くんがいた。



< 71 / 72 >

この作品をシェア

pagetop