こいのおくすり
こいのおくすり
 
「え…嘘…だろ…?」

「嘘じゃ…ないんだ…っ…」

俺は幼馴染である

日花璃から衝撃的な言葉を聞いた。

日花璃の口からは一生聞かない

そう思い込んでた言葉を聞いた…

「あのね…あたし…入院するの…」

それを聞いたときは本当にびっくりした。

でも、すぐ帰ってこれる

また元気な日花璃に会える

そう思ってた。

だけど、それは俺の思い過ごしだった…

だって、日花璃の病気は

とても重いもので

手術が成功する確率も極めて低い

そんな状態だった…



< 1 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop